症例紹介
1-筋機能訓練
日常生活習慣の改善と口腔筋機能訓練による歯列不正の改善
-
-
BEFORE
-
AFTER
-
-
症例情報
症状 乳前歯交叉咬合 年齢・性別 初診時4才0か月・男児 治療期間 1年6か月 治療方法 寝る姿勢と食事姿勢の改善。切端正中を合わせる練習 ※装置未使用 費用 応相談 ※ケースによって異なる デメリット・注意点 正常な永久歯列に誘導するために、姿勢の改善と口腔筋機能訓練を続ける必要がある -
不正の原因
- 立位と座位時に、身体のひねりがあり、腹筋が弱く整直を維持できない。
- 横向きで頬の下に手枕をいれて寝る癖があり、下顎が左側にずれている。
- 食事時も身体と顔が傾き、左側にずれて噛む癖と歯ぎしりがある。
- 舌小帯が短く異常嚥下癖があり、上下顎とも拡大が不十分。
舌尖のスポット習慣
治療方針と経過
- 身体を横や前に傾けないで食事を摂るように指導。
- 仰臥位で寝るように指導。
- 切端正中位で前歯をあわせる指導。
- 舌尖をスポットにおく習慣と吸い上げの訓練。
- 口を閉じて、奥歯で左右均等に食べる指導。
- 1年6か月後、咬合平面が挙上して水平になった。
- 舌の吸い上げができないので舌小帯延長術が必要。
- 上下顎の拡大が不十分のため、正常な嚥下の練習が必要。