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〒527-0028 滋賀県東近江市八日市金屋2丁目6-3

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初めての方へ

小児矯正

お子さまの⻭ならびや
かみ合わせについて

お子さまの⻭は、3歳頃に乳⻭が生えそろいます。6歳頃から下顎の前⻭や奥⻭の永久⻭も萌出しはじめ、12歳ごろまでに永久⻭の萌出が完成します。乳⻭列の時期に、かみ合わせが反対であったり、前⻭がかみ合わなかったり、あごがずれていると、永久⻭のかみ合わせにも影響します。また乳⻭列の時期に不正がみられなくても、口腔悪習癖、口呼吸、過剰⻭・先欠⻭、異常嚥下癖、姿勢のずれなどがあると、永久⻭の⻭列不正や不正咬合がひきおこされます。
早期にこれらの原因を見つけだし、正しい成⻑方向へ誘導することで、健全な永久⻭列を作り上げていくことが小児⻭科医の重要な役割です。

当院の⻭ならびや
かみ合わせの治療の流れ

  • 1.初診時の⻭科医院の診査

    1. Flow01

      症状の問診

      • 現在の気になること、今までの矯正の治療経験などの問診
    2. Flow02

      口腔内診査

      • ⻭の数、生えている⻭の診査
      • ⻭ならびやかみ合わせの診査
      • 年齢やはえかわり方の診査
    3. Flow03

      パノラマ、セファロ、
      デンタルエックス線診査

      • 萌出⻭の位置、方向、
      • 埋伏している永久⻭胚の大きさ、位置
      • 上下のあごの大きさと位置関係
    4. Flow04

      口腔内写真撮影

      • 上下顎⻭列の咬合面観、正面観、側面観
      • 上唇小帯、下唇小帯、舌小帯
      • 舌の形、大きさ、向き、舌の動き
      • 口唇の形、厚み、位置
    5. Flow05

      顔貌、座位、
      立位写真撮影

      • 顔貌の正面観、側方観
      • 座位の正面観、側方観、後方観
      • 立位の正面観、側方観、後方観
    6. Flow06

      口腔筋機能検査

      • 口唇閉鎖力測定
      • 舌圧測定
      • 咬合力測定
  • 2.家庭での生活習慣の写真とチェック表

    • Flow01

      食事時の姿勢のチェック

      お子さまの食事中の姿勢、食事のとり方、食べ方などを観察し、写真や動画を撮影してもってきてもらいます。

    • Flow02

      日常生活習慣・姿勢のチェック

      お子さまの日常の姿勢や、睡眠時の姿勢などを観察してもらいます。

    • Flow03

      口腔悪習癖

      指しゃぶり、爪かみ、タオルなどをかむ癖、口呼吸、口唇をかむ癖、異常嚥下癖、頬杖、手枕、かみしめ、歯ぎしりなどを観察してもらいます。

  • 3.口腔悪習癖と日常生活習慣・姿勢の改善

    • 授乳や離乳食のとり方に始まり、年齢に応じた食事のとり方や、食卓と椅子の高さを指導します。
    • 身体をまっすぐに起こして、口を閉じて噛むように指導します。
    • 遊んだり、勉強しているときの正しい座り方や立ち方の姿勢を指導します。
    • 口腔悪習癖や姿勢の問題点を、写真を撮ったり鏡を見て改善できるように指導します。
  • 4.口腔周囲筋の訓練

    • 口唇やオトガイの緊張をとり、舌小帯をのばすように保護者に指導します。
    • 口唇を上下左右バランスよく合わせるように鏡を見て練習します。
    • 舌尖を上あごの前⻭の少し裏(スポット)に常につけるよう鏡を見て練習します。
    • 保護者の方に舌をもちあげてもらい、吸い上げの形を正しく持続できるように練習します。
    • 吸い上げの形を持続して、口呼吸から鼻呼吸に移行できるように指導します。
    • 吸い上げたまま、口を閉じて嚥下する練習をします。
    • これらの訓練を毎日仕上げ磨きの後に約10分間お子さまと保護者の方におこなっていただきます。
    • 毎月口腔内写真撮影と口腔筋機能の評価を行い、次に必要な訓練を指導します。
  • 5.⻭列不正や不正咬合を改善するための処置

    • 舌小帯の付着位置に異常のあるお子さまは、時期を見て舌小帯延⻑術を口腔外科で行います。
    • 過剰⻭を抜⻭することが必要な場合があります。
    • 乳⻭の高さ、大きさの調整や、乳⻭の抜⻭をおこなう場合があります。
    • 舌小帯の短小や口呼吸が原因で、構音障害や滑舌の異常がおこることがあります。正しく発音できるように練習します。
    • 鼻炎や中耳炎の治療、視力の回復などのため、他院を受診していただくこともあります。
  • 6.装置を利用した矯正治療

    初診時に、顎骨の成⻑がほとんど終わっていたり、永久⻭の萌出が完了していて、⻭列不正や不正咬合が装置なしでは改善できないという場合は、その症例にあった装置を利用することになります。
    乳⻭と永久⻭が混在している混合⻭列期までの矯正治療を第一期治療、永久⻭列の矯正治療を第二期治療と呼びます。

    • 第一期治療

      乳⻭と永久⻭が混在している混合⻭列期は、6歳から12歳頃です。前⻭と奥⻭の永久⻭が6歳頃に萌出を開始するため、多くのトラブルが起こりやすい時期です。前⻭のかみ合わせの異常や、正中のずれなどは早期に改善しないと、不正が難症例化します。最後臼⻭にバンドをつけた固定式拡大装置や、固定式舌側弧線装置などの装置をもちいて治療します。

    • 第二期治療

      永久⻭列期は、永久⻭の外側にブラケットをつけた装置を使用します。一⻭ずつの⻭の動きをコントロールできる装置です。治療終了後、保定装置を装着して矯正後のあともどりを防ぎます。

当院の小児矯正で
扱っている装置の種類

  • 固定式拡大装置

    最後臼⻭にワイヤーのついたバンドをつけて、⻭の裏側から⻭に力をくわえて、⻭ならびを整える矯正治療です。患者さま自身で取り外しすることはできません。

  • ブラケットワイヤー矯正

    ⻭の外側にブラケットをつけて、ワイヤーを通して⻭の向きや高さや位置を動かすことで⻭列を整える装置です。患者さま自身で取り外しすることはできません。

  • 顎外装置、可撤式装置

    骨格的な反対咬合に移行しないように、頭にヘッドキャップを装着するチンキャップやマウスピースなどを用います。患者様自身で取り外しする装置なので、患者様自身の協力が必要です。

当院の症例紹介

当院は、長年お子さまの歯ならびやかみ合わせの治療を行ってきました。矯正装置を使用しての治療だけでなく、日常生活習慣と姿勢の改善や、口腔筋機能の訓練をおこない、歯列不正や不正咬合の改善なども行っています。症例紹介をご覧ください。

症例紹介

早期に装置を用いた
小児矯正を行う
メリット・デメリット

  • Merit

    • 顎の成⻑を利用できる。
    • 不正の悪化を軽減することが期待できる。
    • 早くから正しくかむことができる。
    • 比較的簡単な装置から始めることができる。
    • 口腔衛生状態を良好に保てる。
  • Demerit

    • 本人と保護者の協力が必須であり、それが続かないことがある。
    • 治療期間が⻑くなる。
    • 二期治療が必要になることもある。
    • 保険適用外のため、自由診療になる。

主な矯正装置の種類と
治療年数

  • 固定式
    拡大装置
    ブラケット
    ワイヤー矯正
    顎外装置、可撤式装置など
    装置料
    (税込)
    165,000円
    〜330,000円
    440,000円
    〜880,000円
    165,000円
    〜330,000円
    治療期間 乳⻭列期
    〜混合⻭列期
    永久⻭列期 乳⻭列期
    〜永久⻭列期
    治療年数 約1〜3年間 約2〜4年間 約1〜4年間
    • 装置による矯正を希望される場合、資料を採取し、診断を行って治療計画をたてます。別途、診断料33,000円(税込)が必要です。
    • 治療期間、治療年数は症例により異なります。
    • 症例により装置を組み合わせる場合があります。
    • 装置の管理のために、月に1〜2回来院していただき、調整する必要があります。一か月の管理料は、5,500円〜9,900円(税込)となります。
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