お口の質問箱
小児歯科矯正歯科
舌小帯を切る手術を勧められました。何歳頃に切るのでしょうか?
舌小帯とは

舌小帯は舌の下にあるヒモのことです。
このヒモが生まれつき短かったり、舌の先端近くに付着している状態(舌小帯短縮症)だと、舌の動きが制限されて、授乳障害や発音障害などの原因になることがあります。またあごの成長に悪影響が及び、歯ならびやかみ合わせが乱れる原因になることがあります。食べ物の飲み込みもうまくいかないことがあります。
●舌小帯短縮症
舌小帯短縮症の場合、舌を上げることができなかったり、舌を前に出した時に舌先がハート型になります。

目安として、口を最大まで開けた状態で、開口量の半分以上、舌尖を上にがあげられるなら「軽度」です。
半分までしか上げられなければ「中度」、下の歯の高さまでしか上げられない・まったく上げることができない場合は「重度」の症状となります。
舌小帯を切る年齢は?
舌小帯が短くて母乳の授乳ができない場合は、生まれてすぐに舌小帯を切ることもあります。
ただその後少し大きくなると、低年齢で局所麻酔で手術をおこなうことは難しくなります。そのため小学校に入学前後に手術を行うことが多いです。
舌小帯の手術は必要?
舌小帯が短いと、うまく発音できなかったり、歯並びや噛み合わせを悪化させるため、できれば永久歯が萌出する前に手術することが勧められます。
また舌を自由に動かすことができないと、食べ物をうまくのみこめずに誤嚥することもあります。舌小帯を切る方が良いか、小児歯科で診てもらうことをお勧めします。
舌小帯の手術の前後に保護者がお子さんの舌がスムーズに動かせるように、保護者がお子さんの舌小帯を伸ばす訓練をすることが大切になります。
訓練を続けないと、再手術をしなければならないこともあります。